所詮、人と人。
仕事上で何か成果を上げるというのは案外むずかしいものです。
ましてやすぐに評価につながるようなものはそんなに見つからない。
ボロボロ転がっていたら、今までの先輩達は何してたんだという話です。
営業であれば数字という分かりやすい成果がありますが、営業以外の部署の評価というものは指標の作り方がむずかしい。
とは言え、人間というのは承認欲求の塊みたいなものです。
褒めて欲しい、認めて欲しい、すごいと言われたい。
内的モチベーションだけで走り続けられる人というのはほんとに稀で、多くの人は外的なモチベーションが必要です。
組織としての目的が明確化されてない
(個々が腑に落ちるところまで細分化されていない)
↓
そもそもこの時点で社内の雰囲気悪そう
↓
「とりあえずなんかやれ!改善だ」とはっぱをかけられ、やってみる
↓
目的自体がぼやっとしているので、失敗することもある
↓
失敗すると怒られる
↓
しょぼーんとなる。
↓
失敗が怖くなり、トライせず、目の前のことだけをこなすようになる。
↓
他者、他部署との交流をするインセンティブが無くなる
↓
個人プレー多発。社内の雰囲気が悪くなる。
↓
長く働く間にモチベーションが保てなくなり、退社。
この記事にかかれていることはすごくシンプルで、部署や業務を問わず、社員が共通に持てる目標を設定しただけです。
あと、それを徹底した経営者の根気。やり抜く根気。
仕事なので、任されたことをやるということは当たり前ですが、それを言い過ぎて褒めたり、感謝したり、小さなことを評価したりということを蔑ろにする人が多い様に感じます。
小学生みたいですが、「ありがとう」「助かったよ」など、簡単な言葉をかけてあげるだけでも気持ちは伝わります。
「ついてこれない奴らはいらん!」であれば、軍隊のように進んでいけばいいと思いますが、その先には何も無いように思います。