信頼関係
グーグル社員が「労働時間」を問われない理由 —— 「時間で管理は愚かな考え方」だ | BUSINESS INSIDER JAPAN
労働時間での管理っておかしくね?という、よくあるネタなのでサーッと読み飛ばしていたのですが、その中で気になる一文を見つけました。
>ーしかし、「暇だ」ということを特に上司に開示するのは日本の会社だと気が引けますね。
>そうなんですよね。僕は「上司と部下」という言葉自体好きではないんですが、日本では上司と部下という「形だけの関係」はあっても、そこに「信頼関係」があることは少ないんです。
「形だけの関係」はあっても、そこに「信頼関係」があることは少ない。
確かにそうかもしれない。
あの先輩には「上司」というラベルが貼られている。
だから今日からあの人は君の上司、君はあの人の部下だ。
そうは言われても、そう思えますか?
確かにあの人は仕事が出来る。
でも、なんとなく好きになれない。でも上司だし。でも、でも、でも。。。
頭で理解は出来るはず。
でも、信頼関係がないと、感情が理解の邪魔をします。
特に怒られたり、嫌なことを言われたりした時は尚更。
所謂「上司」には色々なタイプがいます。
ですが、概して言葉足らずな人が多い気がする。
出来るから、出来ない人の気持ちが分からないというか、「どこでこいつは躓いてるんだろう」と考えず、すぐに「なんでこんなことがわからないの?」という思考になってしまう。
あと、コミュニケーションというものを「言わずとも分かれ」と理解している人が多い。
けど、生まれた時代も育ってきた環境も、ありとあらゆるものが違う人同士。
そんなの無理でしょう。それで動いてミスをされたらどうするのか。
むしろ、懇切丁寧に話をしてあげて、お互いがすっきりと理解をするということがコミュニケーションじゃないでしょうか。
信頼関係って、やっぱり人と人のつながりだと思います。
決して役職や地位のラベルによって構築されるものじゃない。
そのためには仕事面だけでなく、オフでの付き合いというものも有効だと思います。
別にノミュニケーションだけがオフの付き合いじゃない。
自分がどういう人間か理解してもらうために、仕事以外の面も見せる必要があるんじゃないかな、ということです。
人によっては「舐められたら終わりだ。部下には厳しく接して、弱い面は見せないように」と考えている方もいます。
その気持ちを汲んで、愛のムチとして捉えてくれる部下であればそれでもいいかもしれませんが、そのレベルまで達するのにある程度の信頼関係は必要というジレンマ。
要は、自分を変える事を怖がる上司が多過ぎるんじゃないでしょうか。
いい年になると仕方ないのか。
「部下の育成」という項目は評価に絶対必要だと思っています。