HOWの功罪
なんか、最近ってみんな同じの量産型が増えてませんか?
こうやるとうまくいく、モテる、金持ちになれる、みたいな記事があって、
みんなそれを見ちゃう。
メイクもそうですね。
就活もそう。
敬遠するのは「就活のテクニックに走る学生」 エイベックスの人事らが語る、内定獲得の手法より大切なこと - ログミー
初めて何かをする時はとっても役立つ「HOW」ですが、みんながそれをし始めるとだんだんと特徴がなくなってきます。
「合コンでモテるコーデ!」みたいな記事があって、実際に会場に行ってみたら男性みんなおんなじ服着てた、みたいな。
「HOW」の活用にも段階がある気がするのですが、今の日本では、「こうすべき」みたいな像がだいたいすべて出来上がっています。
(崩壊し始めていることは確かですが、まだ確実に残ってる)
人生であれば、いい大学出て、良い企業入って、良い役職に昇進して、マイホームがあって、老後は老人ホームで優雅に余生を過ごす、みたいな。
その像を目指して結果として量産型になる人。
「マジョリティーなんてダセー」といってポーズとしてマイノリティを目指すもやりきれず中途半端な量産型に結局は戻る人。
量産型とかどーでもいいからほんとにやりたいことを何を言われてもやる人。
企業から見てどれが優秀なのかはわかりません。
企業に属してみて、どの能力がどっちの方向に伸びるかはわからないし、その企業の性格にもよります。
個人的には変わった人が好きです。可能性を感じるから。
いくら売り手市場と言っても、就活も競争なので自分をどう見せるかはもっと考えられてもいいかと思います。
もちろん背伸びしてもダメですし、ウソをつくのは論外ですが。